2012/05/07

Ring Kings

(写真 Cultureboxeより)

メイウェザー vs コット

Ring Kings シンプルでいいコピーだな。

伝説クラス同士の戦い。

試合内容は、前半にメイがスピードと手数で圧倒して、中盤あたりにコットが押し込む場面が見られて、後半はメイ逃げ切りというかんじ。

負けたけど、コットはやっぱり好きだ。
 今日は特に、本気で勝ちに行ってるなーという感じが強く伝わってきたし、いけそうな手応えもあったと思う。コットコールも起きてたけど、応援したくなるようなファイトだった。 
キャリア中盤以降の、すり足でゴリゴリスタイルだけじゃなくて、トントントンと奇麗なステップを踏むコットが見れたのもよかった。 ディフェンスも、打たれてもいい場所は打たせて、急所(顎)だけは打たせないというよく考えられたものだったと思う。

メイウェザー。早いのはもちろん、的確さとタイミングが抜群。パンチもいつもより重そうに見えた。
そしてディフェンス。ロープに詰まってのディフェンスは気持ち悪いレベル。中盤押し込まれる場面があったけど、あれはあえてコーナーに詰まったのか(たぶんそうだろうけど)それとも詰められたのか。メイが最初からずーっとアウトボクシングをすればマルケス戦のような圧勝劇を演じる事は出来るのか? 
コーナーに詰まっての対応や、12ラウンドでのらしからぬハードヒットを見ると、観客を意識してのものだったのかなとも考えられる。つまりコット相手に余裕ということ。ガードもたぶん1度も上げなかった。

マルケスもデラホーヤもモズリーもコットもダメ。 
いったい誰が勝てるんだろう。

頼みの綱のパッキャオも、試合をしてくれなければ勝つことは出来ない。
21世紀の"プリティーボーイ"フロイドを捕まえられる猛者は現れないのか。

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